- 島田での暮らし
- 2024.02.02
インフラで支える、自然と共存する島田 移住者ブログvol.19
- 2022. 12. 19
- 島田での暮らし
今回インタビューしたのは小澤さん。島田市へ約14年前に引っ越し、建設会社の「ANT」を経営しています。
島田で叶えようと思った夢
生まれも育ちも島田市の小澤さん。高校卒業後、将来建設業で独立することを目標に掲げ、勉強と修行のため東京の建設会社で働き始めました。様々な建設現場を見て経験を積んでいくうちに「地元で何か形にしたい」と思い、島田市へUターンを決めました。
26歳で地元に戻ってきてすぐに、建設会社「ANT」を開業。
「移住してきた勢いで始めることができた」と小澤さんは当時を振り返り、島田市で叶えた起業の夢を教えてくれました。
島田で必要とされた仕事
小澤さんが島田市で仕事を始めて一番感じたことは、「島田での建設業は常に自然と共存していること」だそうです。東京では斬新なデザインや狭い空間で求められる建設に対し、島田では南アルプスから流れる大井川や谷の深い山々に囲まれた土地など、気候にも左右される自然の中での建設が求められます。
小澤さんの仕事は、それらの環境を把握し、橋作りや山の斜面の道路作りなど、自然と共に暮らしていく島田ならではの建設をしています。「自然を大切にしたい」そう思うからこそ、島田で求められる仕事を極めていこうと小澤さんは決めたようです。
「これまでにない」にオープンな地元の人々
「島田の人は思ったよりも、これまでになかったやり方や人を歓迎し、共に挑戦してくれる。そのおかげで仕事は軌道に乗った」と仕事のやりやすさを語ってくれました。
従業員や営業先の人達は 初めて会う人にしても新しい建設のノウハウにしても話を聞き、実践しようとする姿勢を小澤さんはよく感じるそうです。また、仕事でもプライベートでも知り合いの知り合いは知り合い、というくらい小さな地域だからこそ人脈も広がりやすいようです。
仕事も暮らしも自然の中に
島田市の中でも大井川沿いの田畑や山に囲まれた環境で育った小澤さん。島田に帰ってきて結婚し、子どもを持つようになっていかに自然に順応する生活が貴重であるか気づいたそうです。
「小さい頃に色んな場所を冒険したり山や田畑で遊んだりしたことは、家の中で過ごすよりずっと面白い経験をしたと思う。所々変わってしまった土地もあるけれど、そんなに変わらない風景がまだ地元では見られる。」と、小澤さんは自然に囲まれた島田の風景が気に入っています。
島田のまちから駿河湾まで一望できる小澤さんの地元のお気に入りの場所からは、第二東名、大井川の鉄橋、川と山の間の道路など、生活を支える建設が多々見えます。「自分達が作ったものもこの景色の中に見えます、自然と共存する島田をインフラで支えていきたい」と今後の意気込を話してくれました。
最後に
「暮らしの傍にある自然の素晴らしさと親しみやすい人柄に、島田市に住んでよかったなと実感しています。仕事では自分を受け入れ、起業を支えてくれた島田の人達のために還元していきたいと思うようになりました。島田の人達は挑戦する人が好きだなと感じています、挑戦したい人に住みやすいまちです!」