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子育てのために島田市へ「嫁ターン」　移住者ブログvol.13

今回インタビューしたのは、静岡県菊川市から島田市に移住したUさんです。

Uさんは、8年前に妻の実家の近くへ移住する「嫁ターン」をしました。

妻の仕事と子育てのために島田市へ「嫁ターン」

島田市出身の女性と結婚した、静岡県西部出身のUさん。

結婚後しばらくは、自身の職場がある菊川市に妻二人で住んでいましたが、妻の実家がある島田市への「嫁ターン」を決めます。

嫁ターンの理由は、結婚前から実家の家業を手伝っていた妻が、子どもが生まれた後も仕事を続けたいと考えていたからです。

妻の通勤の負担を減らすのはもちろんのこと、いざという時に頼れる人が近くにいる環境は子どもにとってもプラスになると思い、島田市での暮らしをスタートします。

Uさんが島田市へ移住後しばらくして、妊娠中の妻が長期入院することになります。

想定していなかった入院への対応や、出産前の準備に追われるUさんをサポートしてくれたのが、妻の両親でした。

子育ての先輩でもある両親の存在は、初めての妊娠・出産で不安が大きかったUさん夫婦にとって、心強かったと言います。

その後の子育ても、出産前には予想もしていなかったことの連続だったそうですが、頼れる存在がいる安心感は、育児の大きな支えになっています。

Uさんが島田市に移住して感じたのは、暮らしと育児に「ちょうどいい」まちだということ。

JR東海道線が止まる島田駅はもちろん、スーパー、ドラッグストア、総合医療センター、図書館、子ども向けの屋内・屋外施設が、徒歩や車で数分圏内にあります。

また、少し足を延ばせば、大井川の大自然に触れられるのも魅力。

島田駅前は少し寂しいと感じたそうですが、落ち着きがあり、個性豊かな飲食店が多いので「妻の了解を得て、ひとりで飲みに行くこともあります」と言う、Uさん。

連休には子どもを連れて、東名・新東名高速道路で自身の実家や大型ショッピングセンターへ行くなど、以前よりも行動のバリエーションが増えました。

「嫁ターン」のデメリットをUさんに伺うと、やはり知らない土地で暮らす不安だと言います。

移住当初は、買い物以外で島田のまちを出歩くことがなかったというUさん。そんなUさんが、地元の人たちと交流するきっかけになったのが、3年に一度開催される「島田大祭」でした。

島田大祭に子どもが参加することになり、Uさんも青年として参加してみたところ、島田市出身でないUさんも入りやすく、楽しい経験になりました。

なにより、「島田のあちこちに大祭で知り合った人がいる」ことは、気持ちの面で大きなプラスになり、地域への愛着と不安の解消につながりました。

「嫁ターンのメリットはもちろんですが、島田市は行政の子育て支援も充実しているので、育児がしやすいです」と、Uさんは言います。
また、まちや人があたたかく、交流がしやすいとのこと。

「島田駅前に図書館や子ども向け施設があるので、駅から歩くだけでも子どもとの暮らしがイメージできると思いますよ」

島田市へ嫁ターンを考えている皆さん、まずは島田市に訪れて、まちの空気に触れてみてはいかがでしょうか。